先日営業で川崎駅に降り立った。
川崎駅といえば神奈川県内でもトップクラスの乗降客を誇るマンモスステーション。
俺「さすがに人が多いなー」
なんて思いながら改札を出ると、やはりこの駅でも最近話題のスカウトマンが次々と若い女の子に声を掛けていた。
俺「何気に川崎ってカワイイ子が多いなー」
なんてノンキに思いながら、営業先に急いだのであった。
営業先ではなんとも簡単に商品の購入が決まり、自然と世間話で盛り上がってきた。
俺「いやー川崎って初めてなんですけど若い子多いですねー」
客「そうだねー、最近マンションも増えたし駅前も結構充実してるからねー」
俺「そういえば駅前にスカウトマンが沢山いましたけど、やっぱキャバクラとかレベル高いんですか?」
客「うーん、そうだね・・・キャバクラは確かにレベル高いけど、カラオケ付きの店が多いから俺は落ち着かないんだよね!」
俺「そーなんですか^^;」
俺はキャバクラは嫌いではないのだが、極度の音痴の為カラオケは大嫌いなのだ!
客「実はね、川崎って ”堀之内と南町”って言うソープ街があるんだけど知ってる?」
俺「もちろん!有名ですよね!」
客「あっそう!ならソープに行くのが一番お勧めだよ!」
俺「でも、ソープってすげー高いじゃないですか~ 俺、お金あんまり持ってないっすもん」
心の中で俺は、駅前であんなに若い子みたらやりて~に決まってんじゃんかよ~ そりゃ金がありゃソープに行きたいけど金がねーからキャバクラの1時間に掛けてナンパしようと思ってんのによー、などと思っていると
客「何言ってんの!川崎って15,000円が相場だよ!」
俺「えっ!?」
15,000円ってこの人ソープの事わかってねーなーと思い、
俺「それって入浴料っすよね!ソープってその他にサービス料とか取られんじゃないっすか~」
と、のたまうと、
客「バーカ!総額だよ!総額!!」
マジ!まじ!本気!MAJI―――――――――――――――――――――――
俺「そんなに安いんですか!何で?なんで?」
すでに股間のレーダーはソープ街にロックオンしようとしているのは言うまでもないが、
客「この不景気で価格破壊が起きてるみたいなんだよね!ちなみに堀之内のほうが街は大きいよ!まっ、とにかく写真見るだけならタダなんだから帰りによって行ったら?」
なんて良いお客様なんだろう。商品は買ってくれ、こんなに素敵な情報をくれるなんて! これから週一で顔を出そう!間違ってもソープ遊びに来る口実ではないぞ!っと肝に銘じて
俺「じゃ、そろそろ失礼します。」
客「おい、おい。わかりやすいね~。まっ、くれぐれもお金の使いすぎには注意しろよ~。
それとちゃんと商品の納品を忘れるなよ!お疲れさん」
と、最後まで気持ちのいいお客さんの元を離れ、自然と早足で堀之内に向かったのでした。
簡単な道順を聞いた俺はきょろきょろしながらも堀之内と思われる町の入り口に到着した。その間もすでにパンツはチョット先走った汁で湿っぽくなり、腰が引け気味に歩いていると
客引き「ただいま待ち時間無く60分15,000円ですよ」
おおっ!マジで15,000円て言ってるよ!と思っているとすかさず
「写真見学無料だから見てって!」
の掛け声が聞こえるではないか。
さっきのお客さんは不景気といっていたけれど、お店の呼び込みは威勢がいいな~などと思いながらとにかくかわいい子を探そうとまずは15,000円の看板が目立っているお店に入ってみる事に決めたのだ。
店員「いらっしゃいませ!ご予約は」
俺「いや~、チョット写真を見せてもらいたいんですけど~」
「ただいまの時間ですと、・・・・・・・・・・・・・・・」
3枚の写真を目の前に並べられたがどの子もレベルが高い。
でもその時の俺は魅惑の堀之内というワンダーランドを探検したいのと、頭の中では上○彩と合体してるイメージに洗脳されていた為に
俺「スイマセン、ちょっと他も見てきます」
と言って店を出てしまったのである。その時かすかに呼び込みの声が・・・
店員「ほか行ってるうちにこの子たちはきまっちゃうよ~~~~~」
そんな内容の言葉を掛けられながらも、俺も営業マンのはしくれだ!そんな常套句に引っかかってたまるかーーーとなぜだか戦闘モードに一人突入しているのであった。
2件目、3件目・・・5件目・・・・・・・
おかしい、何故なんだ!
最初に見た写真の女の子よりかわいい子がいないじゃないか!
いや、写真ではどの店もかわいい子がいるのに実際にその子は予約が入っていたり、休みだったり。その中でも普通にかわいい子もいたけれどどうしても最初の子よりレベルを落とせなくなってしまた。さすがに10件近く見て決まらないとあせりもピークに達してきたので最初の店に戻る事にしたのだ。
店員「お帰りなさーい」
なんと心地良い響きだろう。普段電気の消えた家に一人寂しく帰る俺はそんな他愛も無い言葉でも感動しながら
俺「さっき見た3人ってまだ空いてます?」
と、いきなり声を掛けた。すると、
店員「だから、すぐに決まっちゃうよっ!って言ったでしょ!もう3人とも決まっちゃったよ。しかも予約も入ってるから今日は22時過ぎからじゃないと案内できないよ」
ガーーーーーーーン
22時過ぎからだと遊び終わったときには電車がないじゃないか!
嘘だ・嘘だ・嘘だーーーーーー
と、叫びたい衝動をこらえて、心静かに聞いてみたのだった。
俺「すいません、今からすぐいける子だとどんな子がいます?」
店員「今からだとね~~、この子とこの子かな?後1時間待てればこの子が空くかな?」
と3枚の写真が並べられたのだった。
しかし、最初の3人に比べて格段にレベルが落ちる女の子にもう最初の上○彩とやるぞーなんて期待も消え去りすでに抜ければよいと言うまで期待値は急降下したのは言うまでもない。
その時ふと脳裏に以前先輩から聞いた言葉が浮かんだ。
飛び込みの風俗で女の子を選ぶ時はこの子ならOKと思った時に決めないと後悔するぞ!
そんな言葉だったのだ。
確かに最初の子に決めておけば・・・
しかし時すでに遅しで現実は今、目の前にある写真の2枚のうちから選ばなければきっと今日はもんもんとしたまま帰る事になるだろう。と思い、2枚の写真から選ぶことに決めたのである。
その2枚の写真の内訳は
A子 28歳T160B83W60H85 実際の年齢はどう考えても35オーバー間違いなし。 ただ、スタイルはそこそこ良いかな?顔は小学校の時の担任になんとなくにている。
B子 23歳T155B90W64H88 良い意味で巨乳!ただ間違いなくデブ!顔はやせればカワイイかも?若いので肌はピチピチしてそう。
こんな感じの2人。非常に選択が難しい状況なのは変わりないのだが、ここは思い切って
俺「B子さんでお願いします。」
店員「ありがとうございます。では前金で15,000円になります」
と言うことでお金を払い待合室に通されたのでした。
>>後編へつづく
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