ヨーロッパ各地では当たり前のようにある「ヌーディストビーチ」だが、デンマークでは「国内すべてのビーチ」でヌードでの海水浴を認めるという判決が下されることとなった。
もともとデンマークでは1976年より民家から50メートル以上離れたビーチならば、ヌード海水浴は認められていたが、逆に言えば50メートル以内は禁止という制限はあった。
今回、国内すべてのビーチで解禁となった発端は、コペンハーゲン北部に住む夫婦が、自宅前のビーチでヌード海水浴を禁止して欲しいと市の当局に要請したことにある。市議会に拒否されると、夫婦は正式に訴訟を起こした。
しかしLyngby地方裁判所は「国内すべてのビーチでのヌード海水浴を認める」と判決を下した。
夫婦はこの判決に納得いかず上告することを明らかにしている。
はっきり言って日本人の我々にはまったく理解できない感じだ。当然ながら日本ならば夫婦の意思が尊重されるだろう。
無論日本にはヌードで海水浴ができる場所なんてどこにもないだろうし。仮にやっちゃったとしたら間違いなく「公然わいせつ罪」となり、6ヶ月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金を科せられることとなってしまう。
ここまで国柄の違いがあるものだと思い知らされたニュースでした。どちらがいいのかは言うまでもない。
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