春のスプリント王決定戦・高松宮記念だ。
歴代優勝馬を眺めると秋のスプリンターズSとは異なる傾向が見えてくる。
スプリンターズS優勝馬は純粋なスプリンターが顔を並べているのだが、
こちらの場合はそうでもないのだ。
そのタイプは2つに大別される。
① 芝1400m以上の重賞でも勝負になっていたマイラータイプの馬。
② 芝1200mのレースを連勝してきた伸び盛りの馬。
① に当てはまるのは、キングヘイロー・アドマイヤマックス・オレハマッテルゼ・スズカフェニックス・ファイングレイン。
② に当てはまるのは、トロットスター・ショウナンカンプ。
また休み明けや前走で掲示板を外している馬は減点だ。
優勝馬を占うにはこれらを念頭に置いておく必要がある。
今年の出走馬で減点なしで①②に当てはまるの馬は以下のとおり。
① トウショウカレッジ・ドラゴンファング・ビービーガルダン・ローレルゲレイロ
② アーバニティ
さらに見ると①にあげた馬は、4頭とも前走阪急杯(阪神・芝1400m)を使っていた。
実際この10年間で優勝馬10頭中5頭が阪急杯組だ。
しかし、あえて本命◎は唯一②のタイプにあげたアーバニティ。
2走前に1200mの準オープン戦を勝ち、前走で一気に1200mの重賞を制覇した。
これは2002年の優勝馬・ショウナンカンプと酷似しているのだ。
また1200m戦は勝った2戦のみで、それまでは1400~1600mで常に好走していた。
こうなると◎は鉄板かもしれない。
オカルト太郎
ヒーローズTOP | うまなみヒーローズTOP | | |