間もなくフランスでは凱旋門賞が行われます。あのディープインパクトが挑戦したレースです。今年はメイショウサムソンが参戦します。
そんなヨーロッパの競馬中継をTVで見ていると、美しいドレスで着飾った美女がシャンパン片手に競馬観戦・・・そんな映像が流れます。日本の競馬場ではチョッとお目にかかれない風景です。何度も中山競馬場に行きましたが、見たためしがありません。船橋競馬場では尚更です。
では、日本の競馬場にはどんな女性がきているのか?そしてそこで恋が生まれることがあるのか?そんな疑問を持ちました。検証してみましょう!
日本の競馬場でも、スーツ姿の美女をたまに見かけます。これは女性来場者の1割にも満たないでしょう。彼女たちは、パドックの馬と同じ位置などにいたりします。つまり馬主関係者ですね。これは中流以下の生活レベルでは到底ムリです。あなたの年収が1000万円を超えたら仲良しになれるかもしれません。
次に、女性同士や女ひとりで来ているケースです。これが1~2割でしょうか。こりゃナンパのチャンス!なんて思ったあなたは甘い。彼女たちには明確な目的があります。それは馬や騎手です。追っかけみたいなもんですね。その証拠にそのほとんどが大きなカメラを首や肩にぶら下げています。レース前はパドックでカシャ!レースではゴール前でカシャ、カシャ、カシャ!(連写です)レースが終わればウイナーズサークルまでダッシュしてカシャ!!これじゃナンパは無理です。
では残りの7~8割の女性来場者はどんな種類か?これは男性と一緒にきている女性です。彼氏と彼女、グループの中のひとり、いずれにせよ手出しは厳禁ですね。怪我しますから。
結局は競馬場で恋愛を始めようなんてことはほぼ不可能なのです。余計なことは考えないで勝馬予想に精を出す。これが男一匹生きる道なのであります!
・・と思ってたら、JRA職員に女性がたくさんいるじゃありませんか!ただし年齢層はかなり高め。しかもほとんどが人妻。それでもグデングデンに酔っ払った鈴木幸吉(78歳)は行きます。
「あんだよぉ!おめぇのせいで馬券買えなかったっぺよ~!しょうないから俺と一発すっぺ!」
幸吉の大声が穴場(馬券売場)にコダマします。騒ぎで駆けつける警備員。両脇を警備員2名に抱えられ引きずられていく幸吉。それでも叫びはつづきます。
「なっ!一回だけ!なっ頼むからよう!」
あぁ哀れ幸吉、強制退場の巻でありました。
茂雄
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