ゲームのダービースタリオンから競馬が好きになった人もいるでしょう。
この通称「ダビスタ」、私がやってもオモシロイなぁと思います。
小さな牧場に繁殖牝馬が1頭、そこからはじめるのが一般的ですよね。
条件レースを所有馬が勝っていき、次第に資金が貯まると、
いよいよ立派な種牡馬との配合がかなう。
その馬がGⅠレースを勝った・・・なんという快感!
それが文字通り「ダービー」なら尚のことです。
しかし、悲しいこともあります。
競争中の怪我による「予後不良」・・・思わずリセット・・・
なんてやっちゃいませんでしたか?
それ以外でも、3歳秋になっても勝つことができず、
「もう使えるレースがありません。引退させるしかないようです。」
なんておとっつぁんに言われ、
「この馬は大器晩成だから勘弁しとくれよぅ。」
と泣きついたところで許しちゃもらえません。
これもヒジョーに悲しいわけです。
では、実際の競馬ではどうなのか?
実は、馬主・調教師にまだ現役続行の意思があるなら大丈夫なんです。
どうしても引退しなければならないという決まりはありません。
未勝利馬でも、その上の「500万下」というクラス、
ことによっては更に上「1000万下」クラスでも出られます。
もちろん勝ち負けにからむ走りを見せられるかはわかりません。
それでも、おとっつぁんに「・・・しかないようです。」
と言われる心配はないのです。
とは言え、馬主・調教師とも早い時期に愛馬が勝ってくれること、
殊に「新馬戦」を勝ってくれることの方が嬉しいに決まってます。
さて、今週末から「新馬戦」が始まります。
生涯たった1度しか出走できない・・・そういう意味ではダービーと同じです。
ダービーとはまた違った緊張感を新馬戦で見出してみませんか?
茂雄
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