フェティシズム(フェチ)とは身体の一部や衣服・その他記号化された様々な物品・現象に「個性的」な執着を見せたり、性的興奮を示す傾向を指す俗語の一種をフェチと言う。
※ここで言うフェチは特に「そのものに対して「性的興奮」を得てしまう」現象のことを言います。
そのフェチの中に「匂いフェチ」というものがあります。その匂いにより性的に興奮してしまうものがここで言う「匂いフェチ」になります。例えば焼肉の匂いを嗅いで食欲を得られるというのであれば、それは単純に「好き」なだけです。
焼肉の匂いを嗅いで性欲を得てしまうのであればそれは「匂いフェチ」と言えます。もしくは焼き物フェチです。
匂いフェチの中でも「香水」のように「いい匂い」が好きという人もいるでしょう。「あ~いい匂い♪」程度では先ほども言いましたがフェチのレベルではありません。香水の匂いを嗅いで「ムラムラして仕方がない!!襲いたくなる」っていう人はフェチです。いい匂いを嗅いで興奮する人もいますが、匂いフェチの人は多くは「臭いモノ」に惹かれる傾向にあるようです。
フェチとは「性的興奮」を得られるものと説明したが、男性と女性では捉え方に違いはある。そのものに対して「男性らしさ」「女性らしさ」を感じてしまっているのであれば、それもフェチである。
例えば彼氏の脇の匂いを嗅いだ時にそこに性的興奮ではなくとも
たまらなく男らしさを感じてしまったのであれば、それは十分匂いフェチだ。それは男性でいう性的興奮に近いものだからだ。
女性が感じる「安心感」はエロスといえる。
■体の部位
耳の後ろ | 首 | 足の裏 |
ま○こ | アナル | わき |
ち○ぽ | 髪 |
■性に間接的に関係しそうならもの・場所
汗 | おしっこ | うんこ |
加齢臭 | 靴・ブーツ | 靴下・パンスト |
パンツ | ジャージ | 制服 |
更衣室 | 器具室 | トイレ |
特定の香水の匂いや、新聞紙、雨上がりのアスファルト、消毒液、ガソリンの匂いを嗅いだ時に、何故だか知らないけど「落ち着く」「ほっとする」という経験はないでしょうか?こうしたある特定の匂いがそれにまつわる記憶を誘発する現象は、フランスの文豪マルセル・プルーストの名にちなみ「プルースト効果(プルースト現象)」と言われている。これらは脳が記憶を匂いとして捉え「あの時嗅いだ匂い」として懐かしさを与えるものとされる。これらは匂いフェチとは言いがたいところである。
■プルースト効果的なもの
消毒液 | 本、新聞 | 香水 |
コールタール | ガソリン | マジック |
柴犬 | ゴム | 雨上がりのアスファルト |
海 | 森林 | 線香 |
記事のURL: https://fuzoku.sh/teaches/0055/index.html