「出会い系サイト」を利用しての犯罪が昨年に比べ激減していることが警視庁のまとめで分かった。統計を取り始めた2003年から常に横ばいで減ることのなかった「出会い系を利用しての犯罪」が4割も減っているという。
今年上半期の出会い系関連事件の被害者数は約41%減の420人。内訳は児童(18歳未満)356人、18歳以上64人でそれぞれ41%、38%減となっている。
この理由にネット上の有害情報から青少年を守る「フィルタリング機能」の普及が大きいと思われる。18歳未満の青少年が携帯電話を利用する場合「フィルタリング機能」を適用することが「青少年ネット規正法」で義務付けられている。
どのようなサイトが「有害」なのか。
基本「18歳未満閲覧禁止」「アダルト」「出会い系」はもちろんだが、「インターネット・ホットラインセンター」等で通報をうけたサイトなどはそのリストに入れられるようだ。その「有害サイト」も右肩上がりで更に増え続けている。「有害指定サイト」が増えれば自然「フィルタリング機能」にかかり青少年たちがアクセスできるサイトは少なくなってくる。
ただSNSやネットゲーム、プロフ(自分のプロフィールを載せたサイト)等、「有害指定とされていないサイト」での被害は増え「出会い系」での被害を上回っている。
フィルタリングで「出会い系サイト」へのアクセスはできなくなったものの、結局行き場をなくし移動しただけとも言える。
ようは「やるやつはやってしまう」ということだ。
このサイトももしかして「有害指定」されてるのかな・・・
記事のURL: https://fuzoku.sh/news/sonota/0074/index.html
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