友人から現金500万騙しとったとして、兵庫県明石市大久保町に住む運送業アルバイト(26)が詐欺の疑いで逮捕された。
ではいったい、どうやって友人から500万円もの大金を騙しとったのだろうか?
ある日、神戸市内に住む男性会社員(27)に「みゆき」という女性から「友達になってください」というメールが男性の携帯電話に届いた。
その後、男性の友人から「みゆきという女性はお前に好意を持っている」とメールが届く。
「みゆき」とその友人はどうやら知り合いらしく、親切に「みゆき」を紹介してくれたのだった。
しかし、その友人から連絡があり、三木市緑ヶ丘町本町にある自宅のアパートに呼び出された。友人が言うには「みゆきの父親が怒っている。父親と交渉するので500万円を用意して欲しい」という驚くべき話だった。友人は「みゆきの父親」との仲裁役をかって出てくれたのだった。
この会った事も見た事もない「みゆき」の為に、500万円もの大金を支払うほど、この「みゆきの父親」は恐ろしい人物だったのか、男性はそれでカタが付くならと思い、仲裁役である友人の口座に500万円を振り込んだ。
しかしどこか不自然に思った男性は、別の知人に相談し調べたところ、「みゆき」なんていう女性は存在せず、そして「みゆきの父親」も存在しない人物だった。つまり男性の友人の作りだした架空のキャラクターだったのだ。何もかもがこの親切と思われた友人に騙されていたのだった。
記事のURL: https://fuzoku.sh/news/sonota/0038/index.html
HERO’Sを支援してくれているお店を紹介します。