22日午前5時ごろ、東京都荒川区の風俗エステ店で働く中国籍の女性従業員(37)が、勤務先から自宅へ帰る途中、足立区足立の路上で車に押し込まれ拉致された!
その後、北区に住む彼女の知人(55)(彼女の遠縁にあたる中国出身女性)宅に、約20回にわたり
「女性を預かった。1500万円用意しろ」
などと日本語で身代金を要求する内容の電話がかかってきた。電話は男の声で、なめらかな日本語だった証言している。
数日後、知人女性が誘拐犯に
「200万円用意した」
と伝えると、男が
「明日しっかり痛めつけてやる。ばかにしてるんじゃねぇよ。また明日電話する」
その後連絡はなくなったのだが、次の日、なんと誘拐された女性はタクシーに乗って1人で足立区内の知人(別の知人)宅に駆け込み保護された!自力で逃げてきたのだ。
監禁中、彼女は目隠しと手錠をされ、食事は与えられていたが、顔や手首に打撲などの軽傷を負っていた。
彼女の証言によると、「従業員は拉致された時、車の中に4、5人の男がおり、グループの中には中国語を話す男がいた」という。
また中国にいる彼女の関係者にも身代金を要求する電話があったことから、警視庁組織犯罪対策2課は、中国人主体のグループが関与しているとみて調べている。
だがこの事件、犯人こそ捕まってはいないが、女性が解放された事で解決したかのように思えた。
しかし「誘拐→解放」では終わらなかった・・・
この被害を受けた女性は、在留期限が切れ、5年近く不法残留していたのだ!
あえなく女性は入国管理法違反容疑で逮捕された。
誘拐犯に数日監禁され、一旦は解放されたが、目隠しはないものの、今度は警察に手錠をはめられ、刑務所へ監禁されたという「おち」が付いてしまったのである。
記事のURL: https://fuzoku.sh/news/sonota/0035/index.html
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