警察官の副業事情

群馬県警は、風俗店経営者から賄賂を受け取ったとして、県警本部(刑事部)捜査1課の男性巡査部長を収賄容疑で、同県高崎市の風俗店の男性経営者を贈賄容疑で前橋地検に書類送検し、男性巡査部長を懲戒免職としました。

調べによると、巡査部長は94年11月ごろから、暴力団とのトラブルがあったという風俗店経営者に「何かあったら俺の名前を出せ」などと相談に乗っており、その見返りとして、99年12月と00年9月ごろに計20万円の現金を受け取り、飲食などの接待を受け、05年11月には現金30万円(後に返済)を借り受けた疑いと東京・吉原の風俗店で接待された疑いがもたれています。

また巡査部長はこのほか、95年4月から、男性の風俗店で数十回の無料接待を受け、現金計30万円を受け取ったが、(こちらについては)時効が成立しています。
なお巡査部長は、暴力団関係者らからの約815万円や消費者金融、車のローンなどで計約3000万円の借金(後に一部は返済)があったとのことです。

いや~、警察官の方々が色々な副業に精を出しているようですね。
収賄とか強盗とか…。って警察官は公務員なので副業はマズイですよ~。…ではなくて、両方とも犯罪ですね。
今回の副業、ではなくて事件は警察官による収賄事件です。受け取った金額も100万円にも満たない金額ですからね…。
もちろん金額の多い少ないの問題ではありませんが、他の方法でなんとか工面できた範囲なのではないかと思うと、この短絡的な判断は愚かとしか言いようがないですね。
少し前には群馬県内で警察官が強盗事件で逮捕されましたよね。その警察官も今回の警察官と同様に数千万にも上る借金を抱えていましたね。
警察官の金銭感覚は一体どうなってしまっているのでしょうか?

それから、この二人には職業以外にも共通しているところがありました。この二人の警察官は共に40歳前後という年齢なんですよ。
おそらくかつてのバブル景気の恩恵を一番受けた世代なのではないでしょうか。その頃の派手な金銭感覚から脱却できなかったのでしょうか…。
こうした事件を反面教師として、我々は身の丈にあった生活をしましょうね。

記事のURL: https://fuzoku.sh/news/sonota/0009/index.html

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