例えは悪いかもしれないが「交通事故」や「宝くじ」と一緒で、「強姦」もまさか自分の身に起きるわけはないと思っている人は多いと思うが、その用心の無さが結局「強姦事件」を生んでしまうことがある。
福岡県では「性犯罪」が増え続け、昨年起きた「強姦」「強制わいせつ事件」の件数は564件となり、この数字は10年前の2倍で、今年は「10万人に1.3人」の割合で被害に遭っている。
ある「強盗強姦」の容疑で逮捕された男(28)の供述によれば、「ワンルームマンションの鍵の掛かっていない部屋をドアノブを回し一軒一軒確かめていた」という。オートロックだとしても塀を乗り越えるなどして侵入。鍵の掛かっていない部屋を見つけると室内へと侵入し「匂い」や「靴」で男女を判別し、女性の部屋だと分かるとスタンガンを手に、寝静まった午前4~6時頃に寝込みを襲っていたそうだ。
この容疑者の言い方だと「鍵さえ掛けていれば大丈夫」とも取れる。手口は様々なので、鍵をかけていても侵入されることもあると思うが、結局「用心の無さ」が「強姦」につながるケースも多いと思われる。逆に言えば被害に遭っていない女性は「用心していたから」大丈夫だったということになる。
「10万分の1」という数字に惑わされると思うが、それは確率であって「1」は「1」だ。その「1」は自分だ。
「まさか自分が(苦笑)」とは思わずに、福岡の人に限らず自分の身は自分で守るしかないのでしっかり用心することが大切。心の隅には「もしかしたら私が(汗)」という気持ちもあるはずだ。
「まさか」ではなく「もしかしたら」の気持ちでいましょう!
ちなみに宝くじの1等の当選確率は「1000万分の1」だそうだ。宝くじに当たるよりも強姦の方が確率的に遭いやすいのは間違いない。
記事のURL: https://fuzoku.sh/news/shakai/0098/index.html
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