モザイクが過度に薄いアダルトDVDを流通させたとして、警視庁保安課は「※日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)」の審査部統括部長をわいせつ図画頒布幇助の疑いで逮捕した。
※日本ビデオ倫理協会:自主審査でアダルトビデオやDVDをわいせつ物にあたるか判断する機関。詳しくはググってください。
また、ビデオ制作会社「h.m.p」代表、「アットワンコミュニケーション」代表ら4人も「わいせつ図画販売」の疑いで逮捕された。
「ビデ倫」は最も古く、業界最大の由緒正しい自主審査機関であり、「毛1本見逃さない」といわれるほど保守的な機関でありながら、なぜこんなことになってしまったのだろうか?
その背景には10年前から審査の甘い新興審査団体が相次いで現れはじめ、薄いモザイクの作品が流通してきたことにある。今では4つの審査団体が主力になっているらしく、保守的なビデ倫加盟社の作品は売り上げが急減。またこれらの団体に所属しないメーカーの自主規制作品はインディーズと呼ばれるらしい。
消費者としてはやはりモザイク処理の多いものよりも少ないものを好むわけであり、審査機関からお墨付きを得られれば堂々と売れるわけなので、メーカー側は審査の甘い機関を選ぶようになる。またインターネットの過激な画像の横行もありさらに打撃は大きいものとなった。
さすがの「ビデ倫」も審査本数減少により、運営上の危機感を感じ、会員(メーカー側)からの声もあり04年ころ、薄いモザイク処理を容認するようになる。06年7月には「毛1本見逃さない」ビデ倫もついにヘアを解禁し、徐々に規制を緩和していった。
そして今回ついには逮捕となってしまったというもの。
個人的にはアダルトビデオの「モザイク」については常々不必要なものだと思っている。
テレビなど誰でも見られるものは別だが、アダルトビデオは性行為を目的として作っているものなのに、なぜモザイクを入れる必要があるのだろうか?モザイクって見ている人に不快感を与えないために使うものなのではないだろうか?
それが見たくて買ってるのに、モザイクの意味がわからない。男性器や女性器が見たくないけどアダルトビデオは見たい!なんて人いるのかな?むしろすべての人が邪魔に思っていると思う。
教育のため?でもアダルトビデオってそもそも18歳未満の閲覧は禁止されている。じゃあいったいなんのためなのか全然わからない。
よくよくこの辺は曖昧らしいのだ。日本法ではどのような「わいせつ物」も頒布できないことになっていて、モザイクが入っていればわいせつ物ではないというのだ。モザイク自体もビデ倫などの協会によって生まれた自主規制らしい。つまり「わいせつ物」というのは無修正のものということになる。
たとえば18歳未満の少年少女が見た場合、「モザイク」や「ぼかし」がある部分はよっぽど見ちゃいけないものが行われているんだと思うだろう。どうせ何が行われてたか後ほど知ることになるのに。
倫理とか教育っていうが、よく「バカっていうやつがバカなんだよ」ってあるけど「モザイクかける方がエロいんだよ」と思う。
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