「STOP!STDを考える会」(性感染症予防の啓発活動を行っている民間団体)が8月に渋谷駅周辺の街頭でハイティーン(高校生および20歳未満の男女)466人を対象に実施したアンケートのまとめによると、
性行為経験がある高校生はそれぞれ
1年生・・・35.2%
2年生・・・55.1%
3年生・・・71.2%
卒業後・・・85.6%
という結果になった。
そのうちの5.8%がなんらかの性感染症に感染したことがあると答えた。
全体のうちSTDについてきちんと説明ができると答えたのが、38.4%となっているが、83%がSTD自体は知っている様子。STD自体は知っているが「クラミジアにかかって放っておくと子供が産めなくなる」という質問に対しては、15%程しか認識していなかった。
「コンドームをつけないとSTDに感染してしまう」という質問に対し、それを認識していたのは全体の67%。3人に1人は性感染防止のためのコンドームの必要性に関し認識していなかったという結果になった。
性教育に関し「受けていない」「覚えていない」と答えた人が全体の20%近くにもおよぶ。また性教育を受けてないない人が性教育をどう思うかというアンケートについては、「必要」と答えたのが60%。「必要でない」と答えたのが27%となっている。
「STOP!STDを考える会」はハイティーンたちの性感染症に関する性格な知識が十分ではないことがわかり、「日本において増加傾向にあるSTDの防止のためには、適切な性教育を行い、STDについて認知と理解を深め、STDに対する正しい情報を発信していくことが重要である」としている。
記事のURL: https://fuzoku.sh/news/shakai/0051/index.html
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