そのディープなお店のドアの前に着いた時には“ワクワク”は頂点!!
初めてゲイオンリーの店に行った時と同じ期待感と不安と、ちょっとした後ろめたさでいっぱいだったわ。

でも、店内には馴染みの女王様がいらっしゃるわけだから、涼しい顔を取り戻して、いざ入店!
既に何名かお客様がいらっしゃる・・・。

夕刊紙やスポーツ新聞に、風俗店の2~3行の小さな広告があるでしょう?
それを見て来るM男も多いらしいの。
それには地図は載っていないし、マニアな店とあって場所は分かりづらいのよ。
頼みの綱は電話らしいの・・・早速かかってきました。

「お前っ!今どこにいるんだ?・・・分かったか?その角を曲がれ!」
と、いきなりママの罵声が飛ぶの。でも、その乱暴な応対が堪らないのでしょうね。

SMに徹底したそのお店には“店内規則”なるものが有ってね、最初に読まされるの。
「SMに対し否定的なことを言ってはならない。」とか、女性のお客に対し「男に暴力を振るうことによってストレス解消を目的として来店したと判断した場合、即刻退店。」とか・・・。

しかも、その店ではM男は入り口で靴を脱ぎ、椅子ではなく床に正座するの。
とある初来店のM男がドリンクを口にしようとしたら、ママの逆鱗に触れ「お前っ!新入りの分際で挨拶はないのかっ!」とまた罵声が響き渡ったの。

最初はちょっとビビッていたアタシも、徐々にその罵声がBGMのように聴こえてくるか不思議。
「頂いてもよろしいでしょうか?」
と、そのM男は店内の全ての女王様(女装のともん含む)にかしずき、懇願。
奥の間で“鞭打ち”体験までさせて頂きました。

かくしてアタシはSMの世界に一歩足を踏み入れたのです。
Sが力でMをねじ伏せるのならただの暴力。“辱め”られることに快感を覚えるMに対して“愛情を込めて”適度に辱めるS。
実は主導権はMが握っているようなの。まさに“頭脳プレイ”なのです。
脳でイクんですって!!

そうして、アタシの周りにSM愛好者が増えていったの。

つづく

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