以前「ピンクの着物」で“侘び寂び”についての真面目なお話をさせて頂いたけれど、
今回は着物についてちょっとエロいお話や、アタシが着物にハマった経緯をお話しするわね。
アタシが着物を着るようになったのは6年位前。
最近やっと着姿が板に付いたと言われるようになったわ。
お陰様で江原さんに間違えられたことも何度か・・・。
「江原さんじゃないですよね?」
・・・違うと思ってんなら声かけんなよ。
さてさて、アタシが着物に興味を持ったきっかけは新宿2丁目の“浴衣デー”。
あそこにも町会のようなものがあってね、浴衣を着て行くと一杯無料とか、“スタンプラリー”みたいなイベントが夏には催されるの。
イイ男のはだけた胸元やスネ毛をチラ見しながら飲む酒は美味しかったわ。
あ、これは例の「観光バー」ではなくゲイしか入れないお店でのお話ね。
でも、アタシはその時浴衣は持っていなかったの。
「よぉし!来年は着てやる。」と心に決めて一年後、やっとこさ購入。
背の高いアタシは「ちょっと丈が短いかしら?」と試着の時に思ったんだけど、販売員さんが「短いのも“粋”なんですよ。」とか言うから買っちゃったの。
でも、やっぱり短い!
しかも自分で洗って天日に干したら見事に縮んで“凧”みたいになっちゃって、着られなくなっちまったのよ。
一回着ただけで人にあげたわぁ。
そして更に一年後、デパートの浴衣コーナーに行き、前年の失敗を話すと「ならば反物を買って仕立てたら?」と販売員さんが何反か見せてくれたのよ。
そして、採寸してもらい半月後に完成。
丈もぴったり!とっても着易いし、大満足。
そして待ちに待ったお披露目の日。
場所は屋形船。確かにアタシの浴衣は評判が良くって、すっかり有頂天。
その時、隅のほうに浴衣を着た初老の男性がいらしたんだけど、流石に着慣れている感じだったし、着付けのアドヴァイスでも頂戴しようと、近づいてみたらなんとその浴衣はスケスケ。しかも、なにやら白い物と重ね着してる・・・。
そう、それは浴衣ではなく夏着物だったのです。中には襦袢をお召しです。
すっかり見とれてしまって、その後、すっかり着物の虜になったの。
さて、次回からは着物のエロ話が盛りだくさんよっ!