今回は、その彼女がどのように出会い系にハマり、変わっていったのかというお話。
早婚で、すぐさま子育てに追われ、長らく眠っていた“オンナ”の部分が出会い系によって一気に目覚め、爆発した彼女。
遊び気分で、でも、おっかなびっくり出会い系にアクセスしてみたらば、どんどん釣れたってわけよ!
当時のアタシのお店の周りにはラブホが多くてね、好都合でもあったのよね。
最初のうちは可愛いもんだったわ、「この間の人とはすぐにホテル行っちゃったんだぁ。」とか、ちょっと恥じらいも見えたのよ。
でも、案の定どんどんエスカレートしていったの!!
まず、来店前にアタシに電話して「今日はエミでお願いね。」とか、偽名を使うようになったの。
相手にはそうしても、アタシも巻き込むことにはいい気はしなかったわね。
間違えちゃいけないから、ずっと「アンタ」って呼んでたわよ。
“お客様だから”と堪えて、でも時々は「病気には気をつけてね。」とか「刺されないようにね。」とか、冗談っぽく言ってあげてた。
そして、彼女にとって出会い系で知り合った男とエッチすることは当たり前のことになり、アタシはそんな彼女を見るのが辛くなっていったの。
つづく