前回、出会い系サイトの話題にちょこっと触れたから、今回は出会い系について書こうと思うの。
“なんとかとハサミは使いよう”・・・なんて言うけれど、ホントにそう思うな。
出会い系サイトもそうね。
職場や学校が男ばっかり(または女ばっかり)で、出会いが無い。
或いは、人口の極端に少ないところで暮らしている方にとって、これは“神の恵み”に等しいツールじゃないかしら?
アタシの身の回りにはいないけど、出会い系サイトで知り合って、交際が始まり、結婚したカップルだっているかもしれないわよね。
一方で、残念ながら犯罪に使われることだってあるわよねぇ。
便利だけれど使い方を間違えれば人を傷付ける・・・まさしく刃物だわよ。
数年前のこと。
とある常連の男性客が女性を連れて飲みに来ました。
その女性がおトイレに立ったときに「彼女?」と聞いたら、「出会い系で知り合った。」と答えたの。
出会い系はアタシ自身も何度か利用したことがあるから、勿論否定はしなかったわ。
「ふ~ん、頑張って。」ってな感じ。
その二人がデキたとしても、アタシにゃ関係無いし・・・。
と、ちょっとクールに見守ってた。
そしたらね、数日後、その女性が違う男性とご来店になったの。
そして、こうアタシに耳打ちしたの。
「この男も出会い系だから。」って。
その後、その彼女はお一人でも飲みに来るようになったんだけど、とってもお綺麗な方でね、40を超えているとは思えない若さの持ち主だったの。
やがて深い話もするようになり、実は彼女は二十歳で結婚して、すぐに子宝にも恵まれ、子育ても終わってホッとすると、自分がまだまだ“イケてる”ことに気が付いたのだとアタシに話してくれたわ。
そして、彼女は出会い系の深みにハマっていったのです。
つづく