ゲイだということを母にカミングアウトをすることに「おやめなさい。」と即答したあと、そのママはこのように語ってくれたの。

「そういうお母さんだったら、そりゃ確かにアンタ(ともん)がゲイだということを、受け容れるでしょう。理解もするでしょう。

でもね、アンタがそう(ゲイに)なったのは、“自分の育て方に原因があったんじゃないか?”って、悔やませる可能性もある。」と・・・。



そしてこう続けたの。

「一生懸命生きてきて、離再婚も経験し、やっと老後落ち着いた暮らしを得たお母さんに、今になって自分の子育てを後悔させるの?

ならば、気付いていても気付いていないフリをするのが親であり、なるべく気付かれないように振る舞うのがアンタなんじゃない?

でも、アンタのそのお母さんだったら、きっと気付いていらっしゃるでしょうね。」

こう言われてアタシはカミングアウトすることをやめ、また同時に相談する相手に恵まれたことに感謝したの。

「きっと気付いてる・・・。」

そうよね、きっと。


アタシに結婚しないのか?彼女はいるのか?とか聞いたことがないもの。

読んで下さった皆さんの中にも、ゲイやレズビアン、トランスの方もいらっしゃるでしょうね。 参考になさってみてください。

ノンケの皆さんの中にだってこの時代だもの、離婚した、解雇された等、どう親や兄弟に話したら良いのか悩んでいらっしゃる方もいらっしゃることでしょう。

「“今”話す必要があるのか?」をまず冷静に考えてみてください。
そして、出来れば同じ経験をした方に、どのようにクリアしたのかアドヴァイスを貰ってください。

だから、職場と家庭以外に自分の居場所が有った方がいい・・・いや、なきゃ駄目よ。

“カミングアウトする前にされる側のことを考える”そのママの教えは、アタシの後の生活の中で色んな場面で活きているの。


悲劇のヒーロー、ヒロインになっていないか、先ず自省するべし!

かみんぐあうと ~おしまい~

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